メタリカ結成30周年記念イベント HATTALLICA ワンマンLIVE(2011.10.19)
メタリカ結成30周年を祝おうの主旨の元、2011年10月19日、銀座パセラベノアでイベントが行われました。
メタリカ情報局も協賛させていただいたこのイベントの模様をレポート。
※画像クリックで拡大します。
Legend Of Rockではおなじみのコンク勝二(しょうじ)さんをMCにイベントは進行。まずは日本で一番メタリカを売った新星堂の店長さんをゲストにトークショー。「メタリカはHR/HMコーナーの一角にいるのではなく嵐やAKBのようにお店のフロントの位置を飾るべき存在」「コルトレーンを買いに来たクラシックかジャズしか知らなそうな音大生にメタリカを売り込んだ」など熱く語っておられた。
※あいかわらずのピンボケ写真ですんません。
トークショーが終わるとジャンケン大会によるプレゼントのコーナー。cowboybluesさんから貴重なコレクションの一部、そしてわたくしthingyからはニューヨークで買ってきたBIG4のライヴ日付入りTシャツを出させてもらいました。ジャンケンを勝ち抜き当選された方、改めておめでとうございます!
※このときステージ脇でお手伝いさせてもらいました。
プレゼントコーナー終了後、しばしの時間をおいて、いよいよハッタリカのワンマンライヴ開演。先ほどまでみなさん遠慮してステージ前はガラガラだったのにわらわらと人で埋まっていく。メタリカの来日公演よりも落ち着かれた方が多いこともあってモッシュやサークルピットはできず。(そもそも銀座という場所柄でイメージできない。)しかし1曲目の「Hit The Lights」でもう観客はすでに一体となってノリノリです。
ヒロフィールドさんのMC「ここはいわゆる銀座だ。日本のサンフランシスコだ!」に思わず噴出す(笑)。ときどきジェイムズが乗り移ったかのようにさえ見えた。その後も「The Four Horsemen」「Creeping Death」「For Whom The Bell Tolls」と初期メタリカの楽曲をたたみ掛けられ早くも喉を破壊されたわたくし。後に続いたカーズさんのギターソロは本家より安心して聴ける(笑)。ギターはカークのウィジャモデルですね。
ソロのあいだ、本物ラーズより過激なヒトシ・ウルリッヒさんが観客のあいだを縦横無尽に歩き回り盛り上げるサービス精神を見せる。その後も「My Friend Of Misery」のベースラインで本物ジェイソンよりマジメなミノルソンさんのベースソロ、「One」のオープングの爆撃SEなど押さえどころをしっかり押さえる。それにしてもこのセットリスト最初からヤバすぎやしないですか!?ブラック・アルバムから個人的にも好きな曲「The Shortest Straw」「Through The Never」が聴けて「Leper Messiah」まで押さえてるときた!
合間のMCではヒロフィールドさんがジェイムズ恒例の「Oh Yeah?」で観客を沸かせ、ヒトシ・ウルリッヒさんが水の入ったペットボトルを掲げ、「これはおまえらの汗だ!もっとおまえらの汗をくれ!」と笑いを誘う。MCは日本語を使えるこっちの方が本物よりうまいかも(笑)
「Enter Sandman」でいったん終演。メンバーたちがステージ脇から楽屋に続く階段へ引っ込む。いやいやいやいやまだ終わらせません。アンコール1発目から「Blackened」。ホントこのセットリスト容赦なしだ(笑)。さらに「シーク・アンド・デストローイ!!」の掛け声でお決まりの締め曲。ここでもシャウトシャウトで喉チンコ飛ばしまくりです。
「Seek & Destroy」が終わると特別ゲスト、レミー・キルミスター登場!映画『極悪レミー』よろしくレミー・コール。もちろん本物じゃありませんが(笑)。いや、自分はリハーサルのときにいたからレミーが登場することはわかってたけど、ここまで仕上がった扮装とはおみそれしました!(笑)
レミー&メタリカで「Damage Case」、レミー退場で再びメンバー4人となったところで「Fuel」であがった後、「次は何が聴きたい?」とリクエストタイム。気がついたらデカい声で「うぃぃっぷらっしゅ!!」と叫んでました。これ仕込みじゃありません(笑)。だって聴きたかったんだもん。
素晴らしいパフォーマンスありがとうございました!
ご馳走様です。